八王子キャンパスPresentationⅣの授業で特別授業を実施しました

2023年11月2日（木）?9日（木）、帝京大学八王子キャンパスにて、エチオピア出身で現在は日本の大学で農業経済学を研究しているアベバウ?アサイー氏をお招きし、特別授業を実施しました。特別授業は、本学外国語学部外国語学科准教授 西向堅香子が担当する授業「PresentationⅣ」内で行われ、英語でコミュニケーションをとりながら異文化理解を深め、共生社会をめざしていくことを目的としています。学生たちはエチオピアの食文化やマナー、観光、貿易について事前に調べ、予備知識を身に付けて今回の授業に参加しました。

まず初めに学生たちが「エチオピアでおすすめの観光スポットはどこか」「日本でおすすめのエチオピア料理店はどこか」「好きな日本食はなにか」「来日した際の苦労」「エチオピアの結婚観」などを英語で質問し、アサイー氏がそれに回答する形で進みました。次に、エチオピアにおける教育や衛生面の地域格差や貧困問題などSDGsに関する説明があり、最後に日本に来た際の文化的差異について紹介がありました。「テレビのリモコンよりたくさんボタンがあるトイレ」「きれいで時間通りに運行される公共交通機関」「どこにでもある自動販売機」「家だけでなくレストランでも靴を脱ぐこと」「箸で苦労したこと」「お金の受け渡しで使うトレー」など、普段日本にいるとなかなか気づけない文化の違いをお話しいただきました。

授業に参加した学生からは「小学校からずっとひとり1冊教科書を手にできる私たちは恵まれていることに気づいた」「多様性や異文化を理解する楽しさを感じた」「ひとつの国で84の言語が話されていることに驚いた」などの感想がありました。

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