2024年08月22日
2024年8月22日(木)、帝京大学薬学部教授 山口真二と助教 藤田俊之らの研究グループは、高い再生能力を有するヤマトヒメミミズを用いて、soxC遺伝子が器官再生を促進することを発見しました。また、soxC遺伝子を発現する細胞(soxC細胞)は、ヤマトヒメミミズとツメガエルで共通して、器官の切断端に集積することを発見しました。soxC細胞は動物種をこえて器官再生の初期イベントを担うと考えられ、soxC遺伝子はヒトにも存在していることから、今回発見した知見は、将来的に新規創薬や再生医療にも新たな視点を与えることが期待されます。
なお、本研究成果は「Nature Communications」誌に掲載されました。
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