帝京大学の地域貢献活動の一環として、地域の皆さまの心の相談に身近な場所で応じる心理臨床センターを、2001年4月より開設しております。

 

当センターでは、臨床心理士及び研修生が、地域の皆さまのさまざまな心理的悩みや発達上の相談に丁寧に向き合います。またプレイルームでのお子さまとの遊びを通してのかかわりや、子育て世代や高齢の方向けの心理支援グループ、心理検査を通しての自己理解など、さまざまな形の心理支援サービスを行っております。

 

また、八王子市、多摩市、日野市、その他の地域の機関との連携も重視し、地域にひらかれ、住民の皆さまとともに歩む活動を進めております。特に将来を担う子どもたちへの支援を、及び今後の活躍を期待される心理職の人材育成を通して、未来につながる心豊かな社会の形成に、少しでも役立つことができればと考えています。

 

このたび2階建ての新しい建物が完成いたしました。2016年4月より、スタッフを増員し、相談室やプレイルームの数を増やし、多目的室も新たに設置して運営いたします。これまで以上に、地域の皆さまの相談に応じる体制を充実させ、地域の皆さまの心の健康の維持、増進に微力ながら寄与していければとスタッフ一同考えております。

引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

2016年4月

帝京大学心理臨床センター

センター長　元永 拓郎

スタッフ一同