2019年12月16日
2019年11月5日(火)、帝京大学女性医師?研究者支援センターと本部人事課共催で「帝京大学FD?SDセミナー ~ハラスメントのない大学に向けて~」を実施しました。当日は、板橋キャンパスと八王子?宇都宮?福岡の各キャンパスをテレビ会議システムでつなぎ、教職員211人が参加しました。
仕事と生活の両立や女性労働者の活躍推進、ハラスメントのない職場づくりやダイバーシティマネジメントついて調査?研究を行っている公益財団法人21世紀職業財団より、講師の稲葉光弘氏を招聘し、学生?教員?医師?事務職員など異なる立場の人が学び働く「大学」という環境で起こりうるハラスメントについて焦点をあてご講演いただきました。
ハラスメントに関する国の動きや他大学で発生した事例?判例、相談を受けた場合の対応、ハラスメント被害者?加害者にならないためにはどうしたらよいかについてご説明いただいた後、少人数グループに分かれ2つの事例でケーススタディを行い、最後に質疑応答を行いました。
会場では熱心に意見交換が行われ、参加者からは「防止についての具体的な話が聞けて良かった」「上位職?下位職にかかわらず多くの人に聞いて欲しい」などの声があり、学内における問題意識?関心の高さが感じられました。
本学はハラスメントのない大学環境づくりのため、今後も継続的にセミナーを開催していきます。