寄付講座は、民間等からの寄付を有効に活用して、本学における教育?研究の進展および充実を図り、学術に関する社会的要請および諸条件の変化に迅速に対応するとともに、教育?研究体制の多様化の推進に資することを目的としています。
より良い診療を提供するうえで、エビデンスに基づいた医療を行うことが重要です。しかし、実際の診療現場においては、質の担保されたエビデンスが必ずしも多くはないのが現状です。さらに、最近は、臨床研究に関する知識不足からくる不祥事が続いています。
本学では、臨床研究の初期段階から支援することを目的に、2012年2月に帝京大学臨床研究センター(TARC)を設立し、臨床研究支援に関する活動を開始しました。
本講座は、学術的見地から臨床研究の支援を行い、その成果を社会還元することを目的にTARCを全面的に支える医学部の講座として設置し、多くの産業界方の支援も受けることができました。
講座代表者 | 寺本 民生兼担特任教授 |
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設置期間 | 2018年4月1日~2023年3月31日 |
寄付者 | 一般財団法人 地域医学研究基金 |
主な講座内容 |
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高齢化が進展していく中で、療育?介護を受ける者の数は年々増加しています。披療育者においては環境中真菌や常在真菌による健康被害を受けやすく、適切な真菌症管理が求められています。同様に、常に被療育者と接する療育の提供者においても適切な管理が求められています。本寄附講座における研究によって、真菌関連健康障がいの現状解析が進み、適切な真菌症管理メソドロジーの確立に貢献できると期待します。
講座代表者 | 槇村浩一兼担特任教授 |
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研究メンバー | ムハンマド?マハディ特任助教 特任研究員 |
設置期間 | 2019年4月1日~2024年3月31日 |
寄付者 | 社会福祉法人枚方療育園 |
主な講座内容 |
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がん治療において、特に脳腫瘍においては低侵襲な医療技術の開発が求められています。セラノスティクス学講座では、超音波応答性バブル製剤と超音波を組み合わせて、診断と治療(セラノスティクス)に関する基礎研究を行っています。頭蓋から超音波を照射するだけで、標的組織の血管構造を調べ、薬物を送達するという新しい経頭蓋治療システムの構築をめざしています。研究の一部は、薬学部薬物送達学研究室(鈴木亮教授、小俣大樹助教)、帝京がんセンター(関順彦センター長)と共同で進めています。
講座代表者 | 丸山一雄特任教授 |
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研究メンバー | 小田早苗特任研究員 |
設置期間 | 2019年4月1日~2023年3月31日 |
寄付者 | ウエルシア薬局株式会社 |
主な講座内容 |
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患者さんに充実した医療を提供するためには、病院と薬局の薬剤師が情報共有を行う「薬薬連携」が重要とされています。両者の連携が良好であれば、患者さんの服用している薬剤の安全管理はもちろんのこと、病態管理も効果的に行われQOLの向上に繋がります。しかし、その重要性は強調されてはいますが、十分に機能していないのが現状です。
本講座では、帝京大学医学部附属病院と地域薬局の連携を目的として、実務を交えた生涯教育研修および研究を行うことを目的として活動を開始します。
講座代表者 | 安野伸浩特任教授 |
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設置期間 | 2019年4月1日~2024年3月31日 |
寄付者 | 株式会社アインホールディングス |
主な講座内容 |
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カイコは我が国における長い養蚕業の歴史の中で系統や飼育法が確立されてきた産業用昆虫です。これまで絹の生産以外にも、カイコはリコンビナントタンパク質の生産工場として利用されてきました。本講座は、医薬品開発におけるマウスなどの実験動物の代替としてカイコを提案するもので、これまで本学医真菌研究センターにて独自に開発してきました。この分野をさらに拡充し、新しい学問分野として確立することを目的とします。カイコは医薬品ばかりでなく、食品シーズの評価にも有効であり、特に自然免疫を促進する乳酸菌などの食材の探索が可能です。本講座においては、医薬品ばかりでなく、食品シーズの開発もめざします。
講座代表者 | 関水和久特任教授 |
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設置期間 | 2021年4月1日~2023年3月31日 |
寄付者 | 株式会社ゲノム創薬研究所 |
主な講座内容 |
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