2017年09月12日
帝京大学経済学部地域経済学科(宇都宮キャンパス)の五艘ゼミ(経済学部地域経済学科講師 五艘みどり)が、「蔵の街 観光情報発信プロジェクト」を始動します。
本プロジェクトは、栃木県栃木市産業振興部観光振興課と連携して行うプロジェクトで、"蔵の街"として風情ある施設等が残る栃木市のブランド力向上をめざして、若者と高齢者へそれぞれ別のアプローチ方法で情報発信を行うものです。栃木市の観光ターゲットを若者と高齢者に明確化した上でさまざまな観光資源調査を実施し、ターゲット別の多様なニーズに対応する周遊ルートを検討しながら情報発信を行います。
高齢者向けには、趣向別?体力別に複数の観光MAPを作成。一方、若者に対しては、撮影した写真を継続的にInstagramに投稿し、魅力的な観光地として情報発信を行っています。
五艘ゼミでは、これまでに繰り返し栃木市でフィールドワークを実施しており、蔵の街並みをはじめ、横山郷土館など歴史的建造物の視察、あじさい祭りやぶどう狩り、サマーフェスタなどを取材して撮影した写真をInstagramに投稿しています。また、9月1日には、浴衣姿で番傘を差しながら街歩きの様子を撮影、16日には男子学生が滝行に参加し、撮影を行う予定となっています。
今後は自転車で遠方まで出かけ、広域の観光資源を発掘し、新生姜ミュージアムなど、あまり知られていない資源について情報を発信していきます。
また、秋以降にはシニア向けルートの発掘を行い、シニアの体力や嗜好別にルートを設定し、手書き風パンフとしてまとめる予定です。
とち蔵 Instagram (@tochikura_teamg)