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2023年11月22日

ハーバード大学にて学術提携30周年を記念した帝京―ハーバードシンポジウムを開催しました

2023年11月7日(火)、ハーバード大学(アメリカ)との学術提携30周年を記念し、ハーバード大学メディカルキャンパスJoseph B. Martin Conference Centerにて第12回帝京―ハーバードシンポジウムを開催しました。

シンポジウム冒頭には、帝京大学理事長?学長 冲永佳史が本学とハーバード大学とのプログラムの活動とその30年の歩みについて講演を行いました。続いて、「日米における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)からの教訓」をテーマに、専門家による講演が行われました。ハーバード大学からは、感染症ダイナミクスセンターの共同センター長 Bill Hanage氏、ハーバード大学健康と人権センター研究員 Tori Cowger氏 そしてハーバード大学修了生のコロンビア大学准教授 Dustin T. Duncan氏が、それぞれの最新の研究成果を報告しました。米国におけるCOVID-19感染状況と社会経済的要因の関連、公立学校での感染と地域差、空間疫学や社会疫学領域での米国内の研究成果などを報告しました。本学からは、公衆衛生学研究科長?教授 福田吉治、ならびに、同研究科教授 中田善規による講演が行われました。福田教授は日本のCOVID-19対策とともに、本学大学院公衆衛生学研究科のパンデミック期における活動について報告しました。臨床医でもある中田教授は、病院でのCOVID-19流行期の手術生産性について発表しました。本シンポジウムの結びの言葉は、本学常務理事?副学長 冲永寛子が述べ、国を越えて対面で語りあうこと、専門家や学生らとの交流を続けることの重要性を強調しました。期間中は、ハーバード大学T.H.Chan公衆衛生大学院を率いる学部長Jane J.Kim氏との会談も行い、今後の提携活動などについて企画を検討する機会を得ました。
帝京―ハーバードプログラムの30年間の歴史ある交流をこれまで以上に発展させ、教育と研究に励みます。今後もハーバード大学との連携を通して、国際的な大学の力を高め、実学をもって社会に貢献して参ります。

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