宇都宮キャンパス本学自動車技術センターが日産サクラ分解過程解説?部品見学会を実施しました

2023年11月21日（火）、帝京大学自動車技術センターが、栃木県産業振興センターからの委託を受け、県が主催する次世代自動車研究開発ワークショップに参加する企業に向けた分解過程解説?部品見学会を実施しました。
本見学会は、栃木県内の中小企業を対象にして地球温暖化に伴う自動車のガソリンエンジンから電気自動車への事業転換を支援することを目的としています。最新の電気自動車を分解した車体や主要コンポーネント等の部品を実際に見てもらうことで、車両の構造や搭載される電動化技術等への理解を深めることをめざしています。
当日は、栃木県内35社の企業から85人の参加があり、分解過程解説では理工学部機械?精密システム工学科助手 小柳出敏弘と同学部学科助手 ?白沢洋一が、解説講演を行いました。電気自動車である日産サクラを分解する過程で気がついた点や電気自動車の特徴的な部品の機能等について、従来自動車との違いや昨年分解を行った電気自動車Honda eとの比較を交えながら講演会形式で行いました。また、講演後には部品見学会を行い、実際の部品に触れながら構造を確認したり細かい部分まで写真を撮影したりと、大変有意義な時間となりました。

今後も自動車技術センターでは、100年に一度の大変革期と言われる自動車に対する社会ニーズと技術課題に取り組むとともに、社会貢献を目的として引き続きの栃木県事業への協力や県内企業への情報発信、人材育成に関するイベントを実施していきます。

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