2024年06月19日
2024年6月15日(土)、16日(日)に北里大学白金キャンパスで開催された、一般社団法人日本医療薬学会 第7回フレッシャーズ?カンファランスにおいて、石渡慶祐さん(薬学部5年)が、優秀演題発表賞を受賞しました。
日本医療薬学会は、医療薬学分野を代表する学際的学会です。薬学部の学生や大学院生、研究をスタートして間もない薬剤師を対象に、研究成果を発表する場として同カンファランスが開催されました。今回、約300人がカンファランスに参加するなか、口頭発表とポスター発表の合計38題に優秀演題発表賞が授与されました。
石渡さんは「マイクロバブルと超音波による抗腫瘍免疫誘導メカニズムの解明に向けた基礎的検討」をテーマに、ポスター発表を行い、マイクロバブルと超音波を利用したがん組織の傷害による自然免疫の活性化が抗腫瘍免疫の誘導につながっている可能性を示した点が高く評価され、受賞に至りました。受賞後、石渡さんは、「本研究成果が、新たながん免疫療法の構築に発展することを期待して、今後も研究に励んでいきたい」と抱負を述べました。石渡さんの今後の活躍が期待されます。
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