2024年07月17日
2024年6月29日(土)~7月6日(土)、帝京大学大学院公衆衛生学研究科が帝京国際サマースクールを実施しました。学術提携校であるアメリカ南カリフォルニア大学医学部グローバルヘルス修士課程の大学院生、インドネシアのアトマジャヤ大学の学生、タイのチュラロンコン大学公衆衛生学部の大学院生を迎え、本学の学生とともに英語による講義を行いました。
同研究科教授 中田善規によるHealthcare Managementでは、主に組織マネジメントをテーマに講義を行いました。リーダーシップやコミュニケーションなど、マネジメントに関係する主要なトピックについて学んだ後、ケーススタディを用いたグループディスカッションと発表を行いました。また、同研究科准教授 井上まり子によるUniversal Health Coverage(UHC)and Aging Societyのコースでは、日本の保健医療システムの現状や歴史とともに、世界的な開発課題でもあるUHCの概要を学び、世界中が迎える高齢化社会の中のUHCについて学習しました。
本スクール期間中は、都内の台東保健所や特別養護老人ホーム加賀さくらの杜にもご協力いただき、フィールドにも訪問しました。グループでの課題発表を行い、アクティブな学びの機会を得て、今後の改善案を提案するなど、日本の公衆衛生に関する理解を深めました。
今年度は、日本も含めて4カ国の学生の参加があり、異なる文化の学生たちが一つの場に集うことで、講義中はもとより、休み時間や放課後にも一緒に語りあう姿がみられました。
帝京大学では、今後も国際的な環境と実践的な学びの場を提供して、グローバルな人材を育成します。本学で学んだ国内外の学生のネットワークが広がることを期待しています。