2024年10月16日
2024年8月18日(日)、多摩織工芸館(東京都八王子市)にて、帝京大学経済学部観光経営学科の学生が八王子市の観光まちづくり提案として夏休み親子体験を行いました。
本企画は、同学科准教授 今野久子が担当する観光経営学特殊講義内にて企画した夏休み親子体験「桑都?八王子の織物とスゴロクで遊ぼう!」で、八王子織物工業組合の協力や八王子市日本遺産「桑都物語」推進協議会?八王子市教育委員会の後援を得て実施しました。
当日は小学生の親子18組36人が参加し、国指定伝統工芸品である多摩織の伝統工芸士から本格的な手織を習い、ランチョンマットを作成しました。本学学生考案の「桑都?八王子クイズスゴロク」は、織物と八王子の街や文化とのかかわりを楽しく学ぶ内容となっており、参加した親子ともに大いに盛り上がりました。また、街歩きへの試みとして多摩織工芸館から別の会場へと移動し、学生手作りの桑プリンと桑の栞を参加者へ提供しました。
八王子市は都内唯一の日本遺産として「桑都?八王子」のまちづくりを進めており、八王子市の観光施策としての取り組みでもあるため親子体験には、八王子市から産業部長などの職員も視察に訪れました。本企画について、2024年9月26日(木)~29日(日)に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された「ツーリズムEXPOジャパン2024」にてポスター展示を行い、多くの方に知っていただきました。
桑都?八王子クイズスゴロクは、親子体験参加者の意見を基に改良し、商品化の予定です。経済学部は今後も、産官学が連携した観光まちづくりの実践的な学修を進めていきます。
観光経営学科の学生による八王子市の観光まちづくり提案が、大学コンソーシアム八王子学生企画事業補助金に採択されました
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