2025年03月04日
2025年2月8日(土)、帝京大学共通教育センター准教授 森吉弘のゼミが、多摩センター駅前で行われたパルテノン大通りマルシェでアップルパイを販売し、売上額のうち加工費?輸送費を除いた全額を、ベトナム?フィンラップ村に寄付しました。
森ゼミはキャリアデザインゼミで、社会で活躍する力を身につけることを目的に、普段の講義に加えて「野菜班」「ベトナム班」「スポーツ班」「メディア班」に分かれさまざまな活動を行っています。
今回のプロジェクトは、森ゼミとかかわりのあるベトナム?フィンラップ村のライチの木が台風で枯れてしまったことを受け、村を支援することを目的にアップルパイの製作と寄付を決め、野菜班の学生たちが中心となり進めてきました。ゼミ生たちは、山形県米沢市にある森ゼミが所有するりんごの木「もりんご」を、森ゼミの卒業生で現在は農家をしている岡義将さんの指導を受けながら収穫し、その後同市の農業組合法人麦わらぼうしに協力いただきながらアップルパイの製作に取り組みました。
販売日当日は、短くわかりやすい言葉で呼び込みを行ったり、「商品がたくさんある」と感じてもらえるよう陳列の工夫をしたり、ゼミ生たちの活躍で350個のアップルパイを完売することができました。寄付金はベトナム?フィンラップ村にてライチの植樹に役立てられます。ゼミ生からは「マーケティングから製作?販売という過程を通して、座学では得られない経験や学びを得ることができた。多くの方の協力のおかげで成功したことを実感し、この環境に感謝している」と感想がありました。
帝京大学は、今後も学生たちの実践的な活動を応援していきます。