2025年03月25日
2025年3月15日(土)?16日(日)、パシフィコ横浜ノース(神奈川県横浜市)で開催された第14回日本臨床腫瘍薬学会学術大会2025にて、宮島利奈さん(薬学部5年)が、ポスター発表(フレッシャーズ演題)における優秀演題賞を受賞しました。
本学会は、がん薬物療法に関する学術研究の進歩や科学的根拠のあるがん薬物療法の開発?普及により、最善の治療効果の実現、副作用の軽減、重篤な健康被害の未然防止を図り、がん医療の発展や公衆衛生の向上に寄与することを目的とした学会です。
宮島さんは、「経口抗悪性腫瘍薬を対象とした食事によるAUC増加の予測モデルの構築と支持療法薬等への適応」についてポスター発表を行い、優れた研究発表であると評価されて今回の受賞となりました。この研究は、定量的構造物性相関の技術を活用して、薬物の化学構造式から食事により吸収が増大するおそれのある薬物を明らかにしたものです。宮島さんの今後の活躍が期待されます。
薬学部薬学科教授 板垣文雄
薬学部薬学科助教 前島多絵
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