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  • 国際交流

2025年04月03日

八王子キャンパス外国語学部外国語学科コリア語コースの学生がJENESYS2024大学生訪韓団として韓国を訪問しました

2025年3月9日(日)~15日(土)、帝京大学学生の井上紗良さん(外国語学部1年)がJENESYS2024大学生訪韓団に選抜され、日本全国から集まった韓国に関心を持つ89人の大学生と同学部教授 原智弘が団長として参加し、大韓民国(以下、韓国)を訪問しました。

JENESYS2024大学生訪韓団とは、日韓文化交流基金と大韓民国国立国際教育院が主管し、日本全国から選抜された大学生らを韓国に派遣するプログラムです。各種視察、大学訪問などを通じた同世代との交流、講義聴講などを通じて、韓国の社会や文化に対する理解を深め、日本の魅力を広く積極的に発信することにより、今後の日韓間における相互理解の促進や信頼関係増進の基盤強化に寄与することを主目的としています。

本プログラムでは、東国大学校、釜山大学校での学生交流会の実施や戦争記念館で朝鮮戦争について学んだほか、統一展望台では南北分断の現実を目の当たりにしました。また、現代モーターズスタジオ高陽では最新の技術を、全州韓屋マウルでは韓国の伝統文化について学びました。帝京大学では今後も建学の精神にある「国際的視野に立って判断できる」人材を育てるため、今後もグローバルな機会を提供できる教育を続けていきます。

プログラムに参加した 井上紗良さん(外国語学部1年)の感想

私は今回のプログラムを通して、韓国の歴史や文化以外にも多くのことを学ぶことができました。1週間という短い期間でしたが、全国から集まった大学生の方がたと交流する中で多くの刺激を受け、学びを深めることができたと感じています。私が特に印象に残っているのは、3日目に訪問した戦争記念館と鰲頭山(オドゥサン)統一展望台です。コリア語コースでは韓国の歴史について学ぶ講義があるため、朝鮮戦争に関してよく理解していると思っていましたが、ガイドさんの説明を聞いて初めて知ることも多く、より関心を高める機会になりました。
戦争記念館訪問後は鰲頭山統一展望台を見学しました。展望台からは望遠鏡で北朝鮮の人びとの暮らしを見ることができ、停戦が続いている今も多くの家族が離れ離れになっているという現状を目の当たりにしました。館内で説明を聞く中で、韓国と北朝鮮の距離が近いところで460メートルしかないということに衝撃を受けました。それと同時に、いつ北朝鮮が攻めてきてもおかしくない距離にあるという緊張感を感じました。停戦ライン付近にある道路には何重にも有刺鉄線が張られていて、見張り小屋のようなものも確認できました。その景色を見て朝鮮戦争はあくまでも「停戦」の状態であって、終結していないということ、平和が続くことが当たり前ではないということを身をもって感じました。また、韓国の方がたと交流して、優しさや温かさを感じることができました。困っているときは優しく手を差しのべてくださったり、言葉が伝わらないときもなんとかして伝えようとしてくれている姿を見てとても嬉しかったです。このような経験を通して、言葉が伝わらなくてもあきらめずに伝えようと努力することの大切さを学ぶことができました。韓国に限らずさまざまな国の人びとが交流し、互いを知ることでより良い関係を築くことのできる社会になってほしいと願っています。

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当日の様子01
当日の様子02
当日の様子03
当日の様子04

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