2025年04月09日
2025年3月26日(水)、帝法会が帝京大学八王子キャンパス模擬法廷にて模擬裁判を行いました。帝法会は法律系のサークルで、法律の議論の場を提供し法科大学院や資格取得をめざすこと、習得した知識を活用して法的思考力を身につけることを目的に活動しています。
模擬裁判当日は、「住居侵入等罪と表現の自由の関係についての問題」「正当防衛の成否に関する問題」の二つの問題を、弁護士?検察官に分かれて議論しました。質疑応答ではそれぞれの立場から鋭い指摘が飛び交い、白熱した議論が繰り広げられました。
議論を中心となって進めた1年生からは「自分自身の知識や考え方の視野がまだまだ浅く狭いことを痛感した」「努力不足を感じた」「力不足を感じた」というコメントが多かった一方で、「自分の知識の甘さを感じることができる良い機会だった」「総評で先生や先輩方にいただいた意見からいろいろな視点を得ることができた。日頃からいろいろな事案について検討したい」と今後の学習に向けて前向きなコメントも聞かれました。
当日は法学部の教員も参加して講評するなど、帝法会の活動だけでなく今後の学習にも生かせる幅広い知見を得る有意義な時間になりました。