人間のライフサイクル全般にかかわる助産師は、マタニティサイクルへの支援、リプロダクティブ?ヘルスへの支援など、さまざまな専門性が求められます。助産学専攻科では、性と生殖に関する専門的知識と技術に加え、現代社会の幅広いニーズに応えられる問題解決能力と、豊かな人間性を備えた助産師を養成します。
助産学専攻科の特徴
- 基礎的助産実践能力の育成
妊娠?分娩?育児期にある対象の経過や健康生活を診断でき、根拠に基づいたケアを提供するための実践能力を持った人材を育成する。
- 性と生殖の支援実践能力の育成
女性の人権を基盤としたウイメンズヘルスを推進できる実践能力を育成する。
- 地域における母子保健に貢献できる人材の育成
助産の専門的立場から地域の母子保健活動に広く貢献し、多職種と協働して課題に取り組める問題解決能力と人間関係を形成する能力を育成する。
- 生涯にわたり自己研鑽を行う態度の育成
助産師としての職能に求められているニーズを認識し、良質な助産を提供できるよう自己啓発し続けることのできる人材を育成する。
シラバス?履修要項
シラバス
助産学専攻科のシラバス
履修要項
助産学専攻科の履修要項
単位認定
単位認定
単位は学修時間をもとに決められており、授業の方法および授業の教育効果などを考慮し1単位は45時間(講義の場合、授業15時間、予習15時間、復習15時間)の学修が基準となっています。
- 1つの授業科目につき、出席すべき授業時間数の3分の2以上の出席と60点(C評価)以上の成績評価により、所定の単位を認定します。実習などは時間数が3分の2以上に引き上げられる場合があります。
- 成績評価は、90点以上をS、80点以上をA、70点以上をB、60点以上をCとし、60点未満をDとします。60点未満(D評価)は不合格とし、単位は認定されません?
- 修了判定には一切の例外はありません。
GPA制度について
GPA(Grade Point Average)制度とは、学修の成果を客観的な数値で評価するものです。この制度は、米欧の大学で採用している成績評価制度に概ね準拠しています。
GPAの算出方法