2025年03月06日
2025年2月21日(金)、帝京大学経済学部の学生が企画?制作をした「桑都?八王子クイズスゴロク」が八王子市内の全小学校69校に贈呈されることとなり、八王子市役所市長室にて贈呈式が行われました。贈呈式には、小林美瑠さん(経済学部4年)と担当教員である同学部観光経営学科准教授 今野久子、八王子市長、同市教育長、日本遺産「桑都物語」推進を担当する生涯学習スポーツ部長および産業部長、八王子織物工業組合理事長?専務理事、大学コンソーシアム八王子事務局長?部長が参加しました。また、市長との懇談で小林さんは、スゴロク制作過程で苦心した点や興味深かった点などを説明しました。
本企画は、観光経営学特殊講義の履修者が、大学コンソーシアム八王子学生企画事業補助金の採択を受け、八王子織物工業組合等と連携して行った観光まちづくり提案事業の一環として制作したものです。同年1月12日(日)に、日本遺産「桑都物語」推進協議会主催で開催された桑都フェスタ2025のワークショップ会場でも好評をいただき、2月16日(日)には、同補助金成果報告会でポスター発表と口頭発表を行い、講評で産官学民の幅広い取り組みである点が評価されました。
桑都?八王子クイズスゴロクは、都内唯一の日本遺産「桑都?八王子」について楽しく学び、八王子織物とまちとのかかわりをテーマに、歴史から現在?未来までを辿るストーリーとなっており、調査には八王子市郷土資料館などの協力で貴重な資料を多く掲載できました。今後は、小学生が各自のタブレットでも見られるようデータ配信されるほか、学校や地域イベントでの活用も検討されています。今後も帝京大学では、教育指針に掲げている実学教育の場を提供していきます。
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